注意が必要になる自宅トレーニング
自宅トレーニングには、ジム通いにはない自由さがあるため、自分のペースで継続しやすいメリットがあります。
しかし、初めて肉体改造に挑戦する際にプロのトレーナーが近くにいないというケースは相応のデメリットがあるというのも事実です。
最悪、取り返しのつかないケガを引き起こしてしまう恐れもある自宅トレーニング。
費用や時間などに注目することは大切ですが、万が一の事態に陥らないためにも注意点を確認した上で行うようにしましょう。
自宅トレーニングの注意点
全てのトレーニングには正しいフォームがあります。
しっかりとお手本通りの動きを再現できているか確認しながら自宅トレーニングを行うようにしましょう。
フォームの乱れはケガに繋がるため、常に意識しておかなければいけません。
また、トレーニングを最も効率的に行う意味でもフォームのチェックは大切です。
適宜“鏡を見る”もしくは“動画を撮影する”などの工夫をしましょう。
自宅トレーニングが慣れてきた人は毎日続ける大切さを理解し始めているために、「体調が悪いけど少しだけ動かないと…」という気持ちになりがちです。
しかし、無理はよくありません。
トレーニングを行えば筋肉がダメージを受けます。
そのため、体に摂取した栄養は筋肉の回復に充てられて一時的に“風邪を引きやすい”などの体調の変化が起こるのです。
無理なトレーニングに繋がりそうな場合は積極的に休みを取りましょう。
複数の種目を切り替えてトレーニングを行う場合、トレーニング間の休憩時間(インターバル)が生まれます。
適切な量のインターバルは大切ですが、余り長く取り過ぎないようにしましょう。
特に、自重トレーニングを中心としている場合は強度がそこまで高くならないため30秒程度のインターバルで十分です。
あまりに間隔の空いたトレーニングは悪戯に時間を消費するだけですので、注意しましょう。
自宅でのトレーニングに慣れてくると最初に決めたトレーニングサイクルが楽に感じてきます。
自身の成長により、今までのトレーニングが簡単に感じる状態は大切ですが、そのまま同じメニューを続けるというのは惰性に繋がるので、注意が必要です。
同じメニューでも「セット数を10回から20回に増やす」、「ダンベル等のアイテムを取り入れて負荷を追加する」などの工夫が求められます。
誰かが指摘してくれる環境ではないため、自分自身で改善を続ける姿勢が大切です。
自宅トレーニングでも真剣な取り組みが大切
自宅トレーニングは人の目を気にする必要がないため、気軽に始められます。
一方で、プロから適宜アドバイスを受けられないと言うデメリットもありますので、自分自身をしっかりとコントロールする意識が不可欠です。
自宅トレーニングは非常に有効的な時間の活用方法ですので、しっかり生活の向上を追い求めるという目的意識を忘れずに取り組むことが大切なのではないでしょうか。